神奈川県の遺品整理・片づけ・特殊清掃業者ハートナイズです。

特殊清掃というと、あまり聞きなれない言葉ではあると思いますが、孤独死された方や自殺などで、ご遺体の発見までに時間がかかり、腐敗したご遺体が異臭を放って発見されるというケースが多く、床面などが腐敗した体液などで浸食され、室内は腐敗臭が壁面や床などに染み込んでしまっているため、これを現状まで復帰させる作業が特殊清掃作業となります。

特殊清掃作業の流れとしては、一般的にご遺体は警察立ち合いのもと引き取られているケースがほとんどですが、ごくまれに特殊清掃のご依頼を受け、現場にお伺いすると、ご遺体があるケースもあります。

ご遺族も立ち合いが必要ですので、室内に入られている状況ではありますが、みなさんがご想像するのは、腐敗した故人様を遠慮がちに見ているケースがほとんどではないかと想像されると思いますが、先日のご依頼では、腐敗した故人様の亡骸に頬ずりして泣きながら抱きついたご遺族の方もいらっしゃいました。

スタッフ一同、大変衝撃的で感動したことを覚えています。

特殊清掃の作業の流れとしては、まずはじめに腐敗臭の原因になる衣類や布団、床材・畳、カーペット等を徹底的に処分します。
臭いの原因となるこういったものを先に処分しませんと消臭作業に支障をきたすためです。

また、ご遺体発見までに時間がかかってしまっているケースや夏場であるとカビや害虫なども発生してしまうため、殺菌専用の薬剤で消臭作業と同時に除菌作業も並行して実施します。
賃貸物件などでは特に原状復帰が原則ですので、除菌作業と消臭作業は、数回に分けて実施する根気のいる作業となります。

この続きは、また次回のブログで引き続きご紹介いたします。